2017.07.15 15:28いつかの星読み その昔、東の街と西の街の間にたつアヴァロン大聖堂には凶悪が巣くっていた。凶悪は日の沈む西の街へむかって災厄をふりまいていた。人々はその災厄が治まるようにと、ある魔術師の子供を贄として凶悪に捧げた。その子供は西の街で異端児だった。凶悪はその子供がただの人間ではないことがすぐにわかった。こいつは計り知れない膨大な魔力を秘めている。そしてそその...